館長だより

遊びの案内人「おもちゃ学芸員」さんとのふれあいもお楽しみください。

先週末の9月28(土)・29(日)の来館者は、およそ80人。マグビルド・カラーズと木ーホルダー、木ーペンダント作りのワークショップも、大勢のご家族が楽しまれました。平日は、遠足等の団体がなければ10人程度で、一日中ゆったりと,楽しまれています。来館者は、その日の天候や他のイベントの有無によって大きく変わります。団体の予約状況は、インスタで確認できます。当日の来館者数については、お電話でお問い合わせください。

9月は、阿南市の2小学校、1保育所1園、1子育て支援団体、勝浦町1小学校が、遠足で来館され、木ーホルダーやぶんぶんごまのワークショップや自由遊びを楽しまれました。今週の牟岐町小学校は、雨で中止となった野外ワークショップの代わりに、学年ごとに「けん玉」「てるぺん(積み木)」「杉のたまご」「すぎのこつみき」「(隣の)相生森林美術館」のミッションラリーを順に回り、みんなで楽しみました。

さて、皆さんは、「おもちゃ学芸員」さんをご存知でしょうか。お客様にワクワク、ドキドキを伝えてくださる「遊びの案内人」が「おもちゃ学芸員」さんです。「子どもが好き」「木工が好き」「遊びが好き」な方が、ボランティアスタッフとして活動してくださっています。登録者はおよそ100名。自分のライフスタイルに合わせて、遠くは徳島や鳴門からも参加してくださっています。本当にありがとうございます。遊び方が分からない時や何か困ったときは、いつでもおもちゃ学芸員さんやスタッフにお声かけください。また、来年1月18日(土)・19日(日)には、「第8期おもちゃ学芸員養成講座」を開催します。興味のある方は、お電話やメール等でお問い合わせのうえ,お申し込みください。

お客様が、よく遊んでくださっているのが「ごっこひろば」。ケーキ屋、寿司屋、八百屋、ピザ屋、調理場、バーベキュー場があります。全国のおもちゃ美術館の中でも、広さと食材の多さではどこにもひけをとりません。また、蛇口のついた精巧な作りの流し台やコンロ台、バーベキュー台、ピザ釜、寿司屋や八百屋ののれん、音の鳴るレジ台も自慢の一品です。ティーパック付のポットやカレールーがあるのはご存知ですか。「いらっしゃいませ。」「何を作りましょうか。」と、シェフやパティシエ、寿司屋の大将や女将さんになりきっている子どもたち。時にはお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、お子さんをもてなしている時もあります。これからも皆様に愛される「ごっこひろば」になるよう努めてまいります。