館長だより

館長だより NO.42 イクメンお父さん来館急増&おもちゃ学芸員さんに感謝

「蒸し暑い。雨が降る。外で遊べない時に、子どもが遊べるところがあるのは、ほんまに嬉しいです。」と、話してくださったお父さんがおいでました。最近は、初めて来館される方も増えていて、その理由を伺ってみると、「インスタやHPを見て」「Google Mapの口コミを見て」「同僚や友達に勧められて」「子どもが大きくなったから」等が多く、中には「初孫と来るための下見を兼ねて」おいでた方もいました。海外や県外から、旅行中に立ち寄ってくださったご家族もおいでました。本当にありがとうございます。

また、全てのレールや駅、橋等を使った大がかりな「moku TRAIN(モクトレイン)」の町を作ったお子さん、「サイロバジュニア」と「KItoTEto」シリーズの「KUMINO」「H-CUBU」「ますつみき」を組み合わせて、音を響かせながら球を転がすお子さんもいました。子どもたちの好奇心と創造力を生み出す「木のおもちゃ」の可能性は無限大です。

最近、スタッフで話題になっているのが、「イクメンお父さんが増えている」ということです。お父さんとお子さん1人、お父さんとお子さん2人、中には、木おけのひろばでの昼食をはさみながら、一日遊ばれるお父さんとお子さんもおいでます。今までも、4。5才から上のお子さんとお父さんで遊びに来られることはありましたが、最近は「3才以下の小さいお子さんとお父さん」での来館が多くなっています。「ゆったり安心して遊べるからかなあ。」と勝手に推測しています。そんなお父さんを見ながら、私は反省しきりです。我が子が小さいときは、私1人で面倒を見ることはなく、いつも妻が一緒だった気がします。大好きな「よしたけしんすけ」さんの絵本に「ヨチヨチ父」がありますが、孫ができても「ヨチヨチじいじ」です。トホホ。イクメンお父さん万歳!

先週16日、17日は「メンテナンス休館日」とさせていただき、日頃できない修繕や清掃を行いました。16日には、10名のおもちゃ学芸員さんも参加してくださって、ささくれだった「すぎのたまご」のやすりがけと、「しゅうかくの木」の果物の塗装の修繕、こども園児さんが遊ぶ「竹水鉄砲」の製作を行いました。本当に、ありがとうございます。また、17日にかけては、エアコンの掃除や高所のほこり取り、床の黒ずみや階段や柱などのささくれ落とし等を行いました。お客様に少しでも快適に過ごしていただけるよう、これからもメンテナンスに努めてまいります。何か気になる箇所があれば、何なりとお聞かせください。どうぞよろしくお願いいたします。

先週のイベントは、22日が「木の花・あじさい」のワークショップでした。午前・午後とも、定員いっぱいの参加があり、地元木工所からいただいたさくらやすぎをかんなで薄く削ったもので花びらをつくリ、台となる木の板に貼っていきます。どの作品も、花びらの大きさや向き、配置や色合いが異なり、自分で作ったカタツムリも個性が光ります。大人の方もお子さんも、集中して、じっくりと作っていき、世界に一つだけの「木の花のあじさい」ができあがりました。

今週のイベントは、28日(土)は毎月恒例の「ボッチャ体験会」です。簡単なルールで、どなたでも体験できます。

29日(日)は人気のワークショップ「つくってあそぼ・竹とんぼ」で、参加費は200円です。羽に好きなデザインを描いて、大空に飛ばしてみましょう。

イベントのお申し込みやお問い合わせ等は、那賀町山のおもちゃ美術館(0884ー63-8110)までお願いいたします。