館長だより

館長だより No.87 那賀町ほんまもん「相生晩茶」の収穫・効き茶体験

那賀町相生地区では、昔から後発酵茶である「晩茶」を栽培・製造してきました。ポリフェノールや乳酸菌を多く含み、健康に良いとされるお茶です。当館では、昨年から、那賀町ならではの「ほんまもん体験」として、相生晩茶の摘み取りや茶園の見学、効き茶体験を行ってきました。「阿南・那賀未来の農業づくり協議会」との共催で、今年は7月29日(水)に実施し、定員いっぱいのご参加をいただきました。

相生地区延野の湯浅茶園さんを訪問し、はじめに新芽の一芯二葉を摘む「緑茶」と固い葉も全てしごいて摘む「晩茶」の摘み方や製法の違いを教えていただき、実際に摘んでいきました。晩茶を摘むには、意外と指先に力が要ることがあります。そして、製造所では茶葉を漬け込む大きな木桶や乾燥場、多くの方がシートいっぱいの茶葉を返しながら、乾燥させている様子も見せていただきました。炎天下で重労働ですが、その日のうちに乾燥させるのがいいとのことで、汗だくになりながら作業をされてました。

次に、相生支所横の相愛館(相生地域交流センター)に移動しての「効き茶体験」です。ウーロン茶、プーアル茶、紅茶、石鎚黒茶、そして相生晩茶を「味わい」と「酸味」をもとに飲み比べていきます。私は、最後までプーアル茶と石鎚黒茶がわかりませんでしたが、相生晩茶が酸味が強く、スッキリとした味わいであることは飲み比べて実感できました。我が家でも、夏は冷やして、冬は温めて相生晩茶をいただいています。湯浅茶園さんでは、「ペットボトル用の水出し晩茶の袋詰めパック」が好評だそうで、もみじ川温泉や向かいの「農産物直売所あいおい」でも販売を始めています。

参加された方から、持ち帰ったお茶を乾燥させてお湯に入れ、自家製晩茶を作ったとのお電話をいただきました。よく似た色や香りはしたけども、独特の酸味やすっきりした味わいにはならなかったとのことで、やはり漬け込む工程が大切なんだと実感されていました。ぜひ、来年も参加したいとのお話もいただきました。来年も、7月末ごろに「ほんまもん体験・相生晩茶」を開催しますので、よろしければご参加ください。

また、今月29日(土)には、「ほんまもん体験・けいとう」を開催します。全国有数のけいとう産地の那賀町相生地区。実際にけいとう農家さんを訪問、見学した後、花摘み体験をし、摘んだ花を使っての「フラワーアレンジメント」を行います。こちらも事前予約制となっておりますので、お申込をお待ちしております。

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