館長だより

館長だよりNo.36 ゴールデンウイークには多くの皆様にご来館いただき、ありがとうございました。

ゴールデンウイークは、多くの皆様にご来館いただきま、本当にありがとうございました。特に後半の4連休は、連日、200名から400名のお客様があり、短時間でしたが入館を制限させていただき、駐車場でもご不便をおかけしました。お詫び申し上げます。

お客様の中には、遠方からおいでたご家族も多く、思い思いにけん玉や積み木、ボードゲーム、レア玉子探しや滝からの玉子流しやネットひろばを楽しまれ、グッド・トイひろばやごっこひろばには、お子様とご家族の笑顔があふれていました。帰省した地元の教え子やその家族、また古くからの友人の突然の来館もあり、嬉しい時間となりました。

中でも、私が印象に残ったご家族がおいでました。1組目は淡路島からおいでたご家族です。小学生のお子さん2人が「いす形積み木・てるぺん」でさまざまな積み方に挑戦されていたこと、2組目は町外からおいでたご家族で、お父さんが「5連けん玉」と「10連けん玉」に成功された後、昼食後に再入館され、『5連とめけん』も成功されたことです。3組目は、となりの相生森林美術館で浮世絵展をご覧になった後に、立ち寄られたご夫婦です。「跳んでキャッチ」や「大工さん」等のグッド・トイを楽しまれ、単純かつ楽しい仕掛けに感心されていました。4組目は、亡くなったお母さんとよく来られていた「思い出の『ハンカチの木』」の撮影においでた方で、木の温もりとおもちゃのバリエーションに感心され、「今度は姪っ子さんを連れてきたい」と話してくださいました。お子様やそのご家族だけでなく、大人の方にも親しまれる「那賀町山のおもちゃ美術館」でありたいと思っています。

他にも、11個のレア玉子探しをコンプリートした子どもたちが何組もいて、中には「赤ちゃんがなめて見つけたよ。」と笑いながら教えてくれたご兄弟もいました。そして、大きな円柱の「すぎのこつみき」を天井まで積んだ子どもたちとその中に入って積み木を崩した瞬間を撮ったベストショットやあじさい湖のすぎの玉子に埋まって目だけを出している子どもたちの写真もあります。

ただ、いつものことですが、たくさん撮らせていただいた写真の一部しか掲載できておらず、本当に申し訳ありません。

さて、ゴールデンウイーク中のイベントやワークショップにも、多くのご参加をいただきました。

29日(火)は、「木の花・スイセン」でした。当館独自のメニューで、参加されたご家族は、時間をかけて丁寧に、自分だけのスイセンを作られ、大切に持ち帰られました。

3日(土)は、「ヒラリンとヨッシーのバルーンアート・こいのぼり」でした。ご家族で力を合わせて、風船をキュッキュッ。好きなシールをペタペタ。館内でも館外でも、可愛いこいのぼりがゆらゆらと揺れていました。

4日(日)は、カヌー協会との共催で、「親子でカヌー&那賀町山のおもちゃ美術館」を行いました。町内外から、リピーターの方も含め約50名のご家族が参加されました。天候にも恵まれ、川口ダム湖をスイスイと漕いでいく色とりどりのカヌーは、上から見ていてもとても気持ちよさそうでした。さっそく、ご協力いただいた那賀町カヌー協会の皆様、本当にありがとうございました。次は夏休みの7月27日(日)、8月24日(日)に行う予定で、早速お問い合わせもいただいています。

5日(月)は、「木工・こいのぼり」でした。色を塗るだけでなく、ウロコの形を変えたり、オリジナルの吹き流しを作ったり、薄い木を利用して丸やハートの矢車を作ったりして、さまざまなアレンジを楽しまれていました。1時間近く、集中して作られたご家族もおいでました。お客様の発想の豊かさに感心しました。

6日(火)は、「モクトレイン」で、こちらも多くのお子様が、車体に好きな色を塗ったりシールを貼ったりして、楽しまれました。

さて、今週末のイベントです。10日(土)は、大人気の「モルック体験会」。月に一度のこのイベントを楽しみに参加される小学生もおいでます。無料で、当日参加です。ぜひふるってご参加ください。

11日(日)は、「那賀町のお花でフラワーアレンジメント『シャクヤク』」で、参加費は700円です。母の日に、メッセージを書いて、シャクヤクの素敵なミニブーケをつくりましょう。ご家族に、ご自分に、プレゼントされてはいかがでしょうか。

お申し込み、お問い合わせは、那賀町山のおもちゃ美術館(0334-63-8110)までお願いいたします。