館長だより No.57 町内外のイベント参加や町内老健施設訪問
2025.12.25
秋の行楽シーズン。開館時からの恒例イベントだけでなく、お声かけいただいて今年初めて参加したイベントもありました。すべてのイベントには、おもちゃ学芸員の皆様に多数、ご協力いただいています。いつも本当にありがとうございます。
〇移動おもちゃ美術館in海陽町<11月8日(土)・海陽町海部公民館>
徳島木のおもちゃ美術館が毎年、県南で行っているイベントで、当館も参加協力しています。牟岐町・阿南町に続き3年目で、今年は海陽町。当館ならではの人気のおもちゃ、魚釣りや原木しいたけ、かきまぜやはんごろし等の郷土料理等を持っていって、ゆったりと楽しんでいただきました。当館のリピーターさんもいましたが、「那賀町は遠くてなかなか行けない。」と話されていたご家族の参加もありました。当館のPRも兼ねて、今後も参加してまいります。
〇釣祭<11月15(土)・16日(日)・アスティ徳島>
初参加でした。「小島よしお」さんらのステージイベントもあり、2日間で600名を超える来場者がありました。ワークショップは「釣り竿と魚」。自分の好きな色を塗った魚を玉子プールに放流。持っていったアユやアメゴと一緒に、自分が作った魚を自分の釣り竿で釣りあげました。釣り好きのご家族が多く来場され、開放していた「おもちゃひろば」も大賑わいでした。
〇移動おもちゃ美術館in相生小学校「家庭教育研修」<11月28日(金)>
ネット・スマホゲームがあふれる中、「親子で遊んでもらおう」と相生小学校PTA主催で実施されました。鳴門教育大学幼児教育コースの湯地宏樹教授の講演「情報モラルと家庭でのメディアの安全な関わり方」の後に行われ、魚釣りや積み木、グッド・トイ等のおもちゃひろばやモルック、ボードゲーム、けん玉やこまなどの昔遊びのコーナーを親子で自由に回って体験していきました。この研修の効果もあり、週末に来館する相生小のご家族が増えています。画面越しでなく、五感を使って、家族や友達と豊かに遊ぶ機会が増えることを願っています。
〇水際ブリーゼ<12月6(土)・7(日)・新町川水際公園>
こちらも初参加でした。暖かい日差しの下、ステージからは様々なジャンルの音楽が聞こえてきました。こちらも、2日間で300名を超える来場者があり、一日に何度も遊びに来るご家族もおいでました。川沿いでもあり、こちらも「釣り竿と魚」のワークショップを行いました。子どもたちが作ったモザイクタイルを貼ったカラフルな魚も、あゆやアメゴと一緒に、「すぎの玉子」プールに泳いでいました。
〇移動おもちゃ美術館in「緑風会チロル」<12月12日(金)・那賀町成瀬>
町内老健施設での開催も3回目。デイサービス利用者様も合わせて、約50名の方に楽しんでいただきました。やはり人気は魚釣り。「これはあめごかえ?こっちやあゆかえ。ようできとんな。」と競いながら最後の1匹まで釣った方。クヌギに生えた原木椎茸を全てもぎ取り、満足そうな方、かきまぜやはんごろしのおもちゃや玉が転がるグッド・トイも好評で、中には5連や10連けん玉の腕前を披露する職員さんもおいでました。「年に2回は来てほしい。」と嬉しい言葉も施設長さんからもいただきました。この様子は、「緑風会チロル」のブログでご覧いただけます。
他にも、「なかまつり」<10月25日(土)・鷲の里>、「もみじまつり」<11月23日(日)・もみじ川温泉>、「親子でなかくる<11月30日(日)・とくぎんともにアリーナ那賀>、「上那賀産業文化祭」<12月14日(日)旧桜谷小学校>にも出向いていきました。
来る新年も、さまざま場所で、「移動おもちゃ美術館」を開催してまいります。ご要望があれば、いつでも那賀町山のおもちゃ美術館(電話0884-63-8110)やメールなどでお問い合わせください。


