小学生昔遊び体験&那賀町の花や木の展示
2025.01.29
まだまだ寒い日が続きますが、日中は日差しの暖かさに癒やされ、少しずつ春の訪れを感じます。皆様には、お元気でお過ごしでしょうか。
28日は相生小4年生が当館を訪れ、館内のおもちゃで昔遊び等を体験しました。こども園の園児さんやデイケアセンターの高齢者等と一緒に遊ぶ計画だそうです。お手玉、けん玉、こま、積み木、杉のたまごを使った5つの遊びを、おもちゃ学芸員さんやスタッフに教えてもらいながら、順番に体験した子どもたち。最後は、「自分が紹介したい遊び」のコーナーへ行って、新しい遊び方や積み方を考えたり難しい技に挑戦したりしていました。どの子も園児さんたちに教える技を身につけようと一生懸命で、どのコーナーでも「できた」「やったあ」の歓声があがっていました。名人おもちゃ学芸員さんに勝負を挑む子もいました。木沢のお手玉名人さんも3名おいでてくださり、子どもたちとの交流を楽しんでいました。こども園児や入所者、利用者と楽しく交流している姿が目に浮かびます。
当館では、那賀町ならではのエントランス展示が皆様をお迎えしています。木頭北川地区で大切に栽培されている「福寿草」は次々に黄色の可愛い花をつけています。今は、作る人が少なくなった「原木椎茸」も少しづつ大きくなり、育つ様子を日に日に見ることができます。これらは地域の方が持ってきてくださいました。また、入口では、スタッフ手作りの「大きな杉玉」が皆様を歓迎しています。23日に相生小6年生が取り組んだ「木の花」も飾っています。(ちなみにこのワークショップの内容は、翌24日付の徳島新聞でも紹介されました。)いずれも、那賀町の早春ならではの「花や木の展示」も、よろしければご覧ください。
先週のイベントを紹介します。25日(土)は「ボッチャ体験会」でした。小さなお子様のご参加が多かったのですが、簡単なルールにしたことで、どの子も楽しく遊んでくださっており、ご家族も喜ばれていました。
26日(日)は「『花と木』のフラワーアレンジメント」でした。那賀町相生地区で栽培されている花「コワニー」と空ビン、木の端材を組み合わせたアレンジを楽しみます。端材の形や大きさ、位置を考え、ビンや端材に絵を描き、色を塗っていき、完成です。子どもたちの柔軟な発想には、驚かされます。花を替えながら、家の玄関や居間に飾っておけるのも素敵ですね。
今週末、2月2日(日)のイベントは、毎月人気の「ヒラリンとヨッシーのバルーンアート『ゆらゆら雪だるま』」です。作り方を教わりながら、シールを好きな所に貼って、ゆらゆれ揺れる可愛い雪だるまを作りましょう。参加費200円です。
お申し込みやお問い合わせは、那賀町山のおもちゃ美術館(0884-63-8110)までお願いいたします。