館長だより

親子でネイチャークラフト

遠足シーズンも佳境に入りました。一日に複数の団体が来館くださる日もあり、本当にありがたい限りです。大勢の友達やご家族との遊びはダイナミックで、多くの笑顔がはじけています。どの団体さんも、「あるこう」「いっしょに」「すっきり」の約束を、守ってくださっています。限られた時間の中、「帰りたくない!」「もっと遊びたい!」とだだをこねる子がおり、申し訳ない気持ちで一杯です。是非、また来ていただき、「おっちゃん、また来たよ。」と声をかけてくださいね。お待ちしております。

今週の心に残った出来事を三つ、ご紹介します。

一つめは、「親子でのネイチャークラフト作り」です。子どもだけで作ることが多い中、「この実はどこに置くの?」と声をかけながら、親子で力を合わせて作っていた姿。お子さんの豊かな発想に感心しながら、思いが実現できるように寄り添い、そっと手を差し伸べるご家族のやさしさ。とても印象的でした。家に持ち帰ったクラフトを見ながら、ご家族が楽しく話している様子が想像できます。ぜひ、他の団体さんにもご紹介したいと思っています。

二つめは、ある園がつくってくださった「えんそくのしおり」です。「グッドトイひろば」と「しゅうかくのやま」で遊んでシールを貼ると、プレゼントがもらえるようになっています。当館でも「ミッションラリー」がありますが、園独自でカードを作ってくださったのは初めてです。ありがとうございます。

三つめは、「ドイツからいらした父子との交流」です。お父さんと小学生高学年の姉弟で来館され、「グッド・トイ」も一つ一つ、時間をかけて楽しまれていました。ドイツは日本と同じ森林大国で、当館にもドイツ製の木のおもちゃやボードゲームがたくさんあることを紹介すると、そちらにも興味をもたれ、長い時間、滞在されました。「これから海外に転勤するご家族」もおいでました。当館での家族のふれあいが、心に残る思い出となることを願っています。

先週末のイベントは、「ボッチャ体験」と「フラワーアレンジメント・クリスマス」でした。お楽しみいただけたようで、よかったです。

さて、16日(土)・17日(日)には「阿南市スポーツセンター・サブアリーナ」で「移動おもちゃ美術館」を行います。徳島木のおもちゃ美術館との共催で、当館からは、「アメゴ・あゆ釣り」やピンボール、すべり台。たまごプール等の大型遊具を持っていきます。また、「ぶんぶんごま」と「木ーホルダー」のワークショップも行います。全て無料ですので、お時間があればご参加ください。(詳しくはチラシをご覧ください。)