おもちゃ美術館に来ると、子どもの成長がよくわかる!
2025.02.28
玄関に生けている白梅は可愛い花をつけ、蠟梅の蕾も膨らんできました。季節の花や庭木をいつも届けてくださるおもちゃ学芸員さん、綺麗に生けてくださるスタッフの皆さんのおかげで、当館のエントランスはいつも華やいでいます。「きおけのひろば」やトイレの洗面台でも、季節の生け花を見ることができます。一度、足を止めて、季節を感じてみてはいかがでしょうか。
さて、「おもちゃ美術館に来ると、子どもの成長がよくわかる」と話されるお客様がおいでます。「すぎのたまご」をカチカチ当てて遊んでいた赤ちゃんが、「赤ちゃんコーナー」のおもちゃで遊ぶようになる。アメゴをなめようとしていた赤ちゃんが、手伝ってもらいながらもアメゴ釣りができるようになる。「ごっこひろば」の野菜を洗ったり切ったりできるようになる。自分で2階に上がって、虫取りができるようになる。顔なじみのお子さんがおいでるたびに、できることが増えていたり遊びの内容が変わったりして、成長の早さに驚かされ、とても嬉しくなります。開館時に生まれた赤ちゃんはまもなく2才。当館がずっと、お子様の成長に寄り添うことができれば、こんな幸せなことはありません。またそうでありたいと思っています。
よく来てくださるご家族が利用してくださるのが、「年間パスポート」です。例えば那賀町外の高校生以上の方は4,900円で、購入された日から1年間有効になります。入館料は1人700円ですので、8回以上来館されればお得になります。町外の小中学生や町内の高校生以上の方も同じです。よろしければ、この機会にお買い求めください。
また、町外の高校生以上の方限定で「回数券」も販売しています。10回分の値段で11回入館することができ、有効期限はありません。どなたでも使えますので、例えばご家族やお友達と一緒に入館される時にも使えますし、お知り合いの方にプレゼントすることもできます。こちらのご購入もご検討ください。
さて、先週末のイベントです。22日(土)は「木工・ひなかざり」でした。おもちゃ学芸員の上村さんが、那賀町の木で作ってくださったさまざまな形のパーツを自由に組み合わせて、絵を描いたり色を塗ったりして、自分だけのひなかざりを作っていきました。いずれも個性あふれる力作ぞろいです。
翌23日(日)は毎月恒例の「ミニモルック体験会」。おもちゃ学芸員の美野さんがお世話をしてくださっています。大勢のご家族がご参加くださり、リピーターの方もおいでました。なかなかの接戦続きで、大きな歓声とため息のなか、白熱した試合となりました。暖かくなったら、あいあいランド東公園で本格的なモルック体験会も行う予定です。
24日(月)は、阿南信用金庫さん主催の「しんきんキッズパーク」が阿南市しんきんサンアリーナであり、当館も出張して「木のおもちゃ広場」を開催しました。約600人の来場者があり、多くのご家族に楽しんでいただきました。当館のリピーターさんも大勢おいでてくださいました。ありがとうございました。
今週末のイベントは、3月1日(土)は「手作りおもちゃ・スピンボール」。2個のスーパーボールを輪ゴムで留めて,ぐるぐる回して手を離すと、スーパーボールが勢いよく回り始めます。うまくいくと逆回転することも。参加費は100円です。
2日(日)は、毎月恒例の「ヒラリンとヨッシーバルーンアート・いちごちゃん」です。風船を膨らませて、きゅっきゅっとねじってシールをペタペタ。お花の冠をつけると、可愛いイチゴちゃんのできあがりです。参加費は200円です。
お申込み・お問合せは、那賀町山のおもちゃ美術館(0884-63-8110)まで。当館ホームページやインスタも、是非ご覧ください。