窓から外を見ると、雪が降り始め、ふくらみかけた花芽もすくむ寒さです。週末にはさらに冷え込むようで、くれぐれも体調管理には、お気をつけください。ただ、エントランスは、フリージアとコワニーが満開で、一足早く春が訪れています。那賀町相生地区で栽培されている黄色のフリージアと白のコワニー。コワニーは赤やオレンジ、青や紫にも染め出すことができます。中には、可愛い葉ボタンも隠れているので、探してみてください。

開館からまもなく２年となり、当館が所蔵するおもちゃも増えてきました。スペースの関係で、館内に展示できないおもちゃもあります。そこで、「遊びたいおもちゃカード」をつくりました。そのカードを受付へ持っていけば、スタッフが控室からおもちゃをもってきます。遊び終わったら、受付までお返しください。定期的におもちゃの入替は行いますが、控室で眠っているおもちゃでも遊んでみてください。お気に入りのおもちゃと巡り会えるかもしれません。

先日おいでたおもちゃ学芸員さんが、新たな発想で、「おもちゃの遊び方・楽しみ方」を考えてくださいました。「あじさい湖の周りに杉のたまごを立てて並べる」「『クリックソー』を手すりにくっつける」等、目からウロコの遊び方です。お客様に楽しんでいただくには、まず私自身が固定観念を打破しなければーと、強く感じた出来事でした。

先週末１５日（土）は、毎月恒例の「ボッチャ体験会」でした。参加されたご家族は、皆さん喜ばれていました。シンプルなルールで、小さなお子様から大人の方まで、一緒に楽しめるニュースポーツです。個人戦だけでなく、ご家族やグループ対抗でも遊べます。１９日付けの徳島新聞でも紹介されました。また来月も行いますので、ふるってご参加ください。

１６日（日）は、こちらも毎月恒例の「おはなし会」。午前・午後ともに、大勢のご家族が参加してくださいました。お子様だけでなく、お父さん、お母さんも一緒に楽しんでくださり、スタッフも喜んでいました。こちらも、来月をお楽しみに。

今週末のイベントを紹介します、２２日（土）は「木工・ひなかざり」のワークショップです。さまざまな種類の那賀町の木に色を塗って顔を書いたり、木を組み合わせて飾り付けをしたりして、「オリジナルひなかざり」を作りましょう。参加費は８００円です。

２３日（日）は、こちらも毎月恒例の「ミニモルック体験会」で、無料で参加できます。フィンランド発祥のニュースポーツで、木の棒を投げて数字を書いたピンを倒し、早く５０点をめざします。こどもも大人も楽しめるグループ対抗戦で、こちらも毎回盛り上がっています。暖かくなったら、野外でもできればと考えています。

２４日（月）の振替休日は、ふだんどおり開館しています。また、この日は、阿南市スポーツセンターで、阿南信用金庫さん主催の「しんきんキッズパーク」が行われます。当館も「出張おもちゃ美術館」として、「木のおもちゃ広場」を出店します。たくさんの大型遊具や木のおもちゃを持っていきますので、よろしければこちらにもおいでください。参加費は無料です。詳しくは別添チラシをご覧ください。