館長だより

新しいおもちゃ学芸員さんが仲間入り&卒業生による木の花のコサージュづくり

先週末18・19日に、第8期おもちゃ学芸員養成講座を開催し、2日間で14名の参加がありました。第7期に引き続き、那賀高生の皆さんの参加もありました。今回も、幅広い年代の方が熱心に受講され、早速、おもちゃ学芸員として活動してくださった方もおいでます。これからも、自分の空いている時間に、活動を楽しんでいただけたらと思います。

また、18日午前には、すでに活動されているおもちゃ学芸員さんを対象に「フォローアップ講座」を行いました。7名のご参加があり、グッド・トイが誕生した背景やおもちゃ作家さんの思いや願い、新しい遊び方などを、東京おもちゃ美術館の石井さんが教えてくださいました。我々スタッフも、大変、勉強になりました。

23日には、相生小学校6年生を対象に、「木の花のコサージュ」と「毛筆の色紙たて」づくりのワークショップを行いました。

当館スタッフが工夫を重ねて新しく開発した「木の花」。とても評判がよく、卒業式で胸につけるコサージュにしたいと要望があり、実現しました。今回は、子どもたちが自分用と家族用に2つ作りました。細かい作業ですが、先生やスタッフ、おもちゃ学芸員さんに教えてもらいながら、どの子も一生懸命に取り組み、世界に一つだけの自分だけのコサージュができました。胸を張って入場する卒業生やその姿を温かく見つめるご家族の姿が目に浮かびます。

もう一つの「色紙たて」は、さまざまな形や大きさの木の板や枝を使って、金槌やボンドで仕上げていきました。木工が得意なおもちゃ学芸員の上村さんが用意してくだいました。毛筆で丁寧に書いた「自分の好きな言葉」の色紙を置くと、立派な作品です。これも世界に一つの卒業記念になりました。

23日には台湾からのお客様がありました。1週間かけて四国一周をしているカップルで、私たちの身振り手振りの説明を聞きながら、ゆったりと館内で過ごされ、さまざまなおもちゃで楽しく遊んでくださっていました。他にも、神戸や大阪からおいでたご家族もおいでました。本当にありがとうございます。

19日には、「おはなし会」があり、午後は特に多くのご家族に楽しんでいただきました。また、「けん玉お兄さん」のパフォーマンスは、お客様だけでなく、おもちゃ学芸員養成講座の受講生の方も喜ばれていました。

今週末のイベントは、25日(土)が毎月、好評をいただいている「ボッチャ体験会」。パラリンピック正式種目で、子どもから大人まで楽しめるニュースポーツです。26日(日)は「那賀町の花でフラワーアレンジメント『花と木』」です。那賀町で作られている白のコワニーとさまざまな形の端材を組み合わせたアレンジを楽しみます。お申し込み、お問い合わせは那賀町山のおもちゃ美術館(0884-63-8110)まで。

また、定期的にインスタグラムも更新しています。那賀町山のおもちゃ美術館のインスタグラムは→ちら!