館長だより No.91 小松島市親子木工教室に参加
2026.08.30
8月20日(木)には、小松島市役所1階木質化スペースで「小松島市親子木工教室」が開催され、神山木育支援員と一緒に参加しました。はじめに、簡単なクイズを出題しながら、徳島県や那賀町の森林や林業、全国で進めている「木づかい運動」小松島市の木工業等について説明した後、金づちやのこぎり、グルーガン等の使い方や注意点について話しました。今回のイベントには、小松島市内の木工関連企業WMICKs(ミックス)」に属する「ウッドファースト」(木材加工)「日進」(合板加工)「N&E」(MDF加工)から多くの端材が提供されており、教室当日も子どもたちの作品作りを支援してくださいました。
午前と午後の2回で、製作時間は90分程度、合わせて8組約20名の参加がありました。事前に何を作るか考えてきた子、端材を見ながら作りたいものが浮かんだ子、何を作るか悩んでいた子もいましたが、今までの作品の写真を見たりご家族のアドバイスを受けたりしながら、どの子も集中して取り組みました。
規格品でない端材は、長さや太さをそろえるに苦労しましたが、ご家族や我々スタッフが手を添えたり、代わりに作業をしたりしていきました。のこぎりや金づちの使い方がしだいに上手になり、さしがねを使って線を引いたり、きれいにやすりで磨く子もいました。飾り棚や本立て、グローブや宝物を入れる箱、飛行機やロボット、「マイクラ」の家やキャラクター、MDF材だけで作った車等、その子ならではの工夫あふれる作品ができあがり、お子様もご家族も喜んでいました。
私どもの木育授業は、学年のねらいに沿って工作することが多いので。今回のように「子どもたちが作りたいものを作る」ワークショップは、とても勉強になりました。子どもたちの発想や工夫に驚かされましたし、粘り強く強く取り組む姿勢には大いに感心しました。今回の経験を、当館での木育授業や木工ワークショップの改善に生かしてまいります。このような機会を設けてくださった小松島市や関連企業の皆様には、厚くお礼申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
<参考>
〇「木づかい」運動とは~木材を使うことは、森林とつながっています~
日本は国土の約3分の2を森林が占める、世界でも有数の森林国です。その森林のうち、約4割は人が木を植えて育てた人工林です。現在、戦後に植栽された多くの人工林の資源量が充実し、本格的な利用期を迎えています。
木材を使うことは、「伐って、使って、植えて、育てる」という人工林のサイクルの一部です。「二酸化炭素(CO2)の吸収」や「国土を災害から守る」といった森林の働きを発揮させるためにも、木材を使って森を育てることは大切です。人工林を伐って使うとともに、植えて育てることを進めていくことで、未来につながる森林の持続的なサイクルが保たれるのです。
〇「小松島市のWMICKs(ミックス)」とは
市内の木材加工企業4社と小松島市が協働して2018年に結成した木材産業の活性化プロジェクトで、協力しながら「木づかい運動」を行っています。木製品の製造過程に出る端材を、夏休みの工作等に利用してもらい、森林や林業について知るきっかけにしてほしいと考えています。

























