館長だより

館長だよりNo.48 「ほんまもん体験・相生晩茶」&鷲敷小3年木育授業

8月になっても、まだまだ暑い日が続いています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。休日だけでなく、平日もお客様のにぎやかな声が聞こえるようになり、事務仕事をしていても、そわそわしています。

「ほんまもん体験・相生晩茶」ツアー

暑い日には、さっぱりした「相生晩茶」でのどの渇きを癒してみてはいかがでしょうか。

ということで、2日(土)には、「ほんまもん体験・相生晩茶」を行い、幼児から大人まで約20名の参加がありました。訪ねたのは、最近、メディアでもよく取り上げられている「湯浅茶園」さん。まず説明を聞いた後、茶畑で茶葉の収穫体験をしました。茎だけ残して葉をしごきとっていきますが、一枝とっただけでも指が痛くなりました。加工場では、葉を大鍋で茹でた後、選別し、揉捻機(じゅうねんき)で葉をもんで、大きな木桶に漬け込む様子を見学しました。その後、場所を「相愛館(相生地域交流センター)」に移して、相生晩茶と碁石茶、石鎚黒茶、ウーロン茶、紅茶の「5つの発酵茶の飲み比べ」をし、お茶請けに那賀町名物「はんごろし」も召し上がっていただきました。メモをしながら写真を撮っている小学生がいて、夏休みの自由研究の参考になったとすれば、とても嬉しいです。。

湯浅さんのお話によると、今が最盛期で、朝3時頃から10人ほどで作業をされているそうです。相生晩茶は、十分生育した葉を、暑い夏に年に一度だけ摘み取り、乳酸発酵させて作っている、全国でも珍しい「後発酵茶」で、最近、テレビでも取り上げられ、健康志向の方々にも愛飲されています。

そろそろ、今年の新茶が店頭に並ぶ頃です。当館川向かいの「もみじ川温泉」や「農産物直売所あいおい」でお買い求めください。館内エントランスにも置いてありますので、手にとって、香りや色をお楽しみください。

体験された方の感想を、一部紹介します。

〇飲み比べ、とても楽しかったです。子どもたちは、「はんごろし」を、「おいしい!」と言って食べていました。晩茶は値段が少し高いと感じていましたが、理由が分かりました。本場の晩茶、とてもおいしかったです。おみやげに買って帰ろうと、子どもと話しました。同じ徳島にいても、那賀町のことは余り知りません。このイベントを知り、実際に体験ができ、学ぶことも多くて、勉強になっています。次回も参加したいと思っています。子どもも一緒に参加できるので、毎回、楽しみにしています。

〇茶摘み体験を、子どもにさせてあげることができ、良かった。また、いつも飲んでいるお茶を作るのには、大変な手間がかかっていることが知れた。「木頭柚子」の体験も行ってみたい。未就学の子も含めて、子どもが参加できるのはありがたい。

〇初めて体験しました。なかなかできない体験ができて良かったです。これからも作業体験、楽しみにしています。

〇初めて晩茶をつくる様子を見ました。手がこんでいて、たくさんの方が作っていることを知り、これからは味わっていただきたいと思います。「晩茶」は、「番茶」とは書かないんでしょうか。「番茶」という字も見たことがあり、どちらが正しいのでしょうか。

お答えいたします。

→ 摘んだ茶葉を煮た後に、干して乾燥させて作るのは同じですが、桶に半月~ひと月ほど漬け、乳酸菌発酵させる点が大きく異なり、茶摘みの時期が遅いこともあり、「番茶」と区別するため「晩茶」と名付けました。なお、「阿波晩茶」と「阿波番茶」は、同じ製法で作られています。

 

鷲敷小3年木育授業「のこぎりリレー・木ーペンダントづくり」

さて、1日(金)には、鷲敷小学校3年生を対象に木育授業を行いました。那賀町の森林や林業、使う道具、スギやユズ、茶の木の違い等について、実物を見せながら、クイズも交えて、学んでもらいました。体験は2つ。まずは「のこぎりリレー」。グループに分かれて、一人ずつ直径15cmのスギの丸太を切っていきます。初めてのこぎりを使う子に優しく教えたり、足でしっかり固定して器用に切ったり、動かないようにグループみんなで木を支えたりして、汗びっしょりになりながら、全員が見事に切り落としました。

次は、「木ーペンダントづくり」です。お好みのスギやユズ、茶の枝の輪切りを選んで、紙やすりで磨いたら、スギの表面に当館のロゴの焼き印を押して、裏には自分のサインを書いてできあがり。どの子も、大事そうに持って帰りました。これからも、体験を通して、森林や林業、那賀町の木について学べるよう、木育授業を進めてまいります、

那賀町ボランティアスクール「端材クラフト・学芸員体験」

31日(木)には、那賀町ボランティアスクールが当館で開かれ、地元の小中学生15名が訪れました。午前中は、あいあいランド内の森林工房で「すぎたまご」磨きと「端材クラフト」体験。午後は磨いた「すぎたまご」をあじさい湖に放流(ありがとうございます!)した後、「おもちゃ学芸員体験」を行いました。来館していた子どもたちに、自分たちから声をかけて一緒に遊んだり、おもちゃの遊び方を教えたり、一緒に積み木を崩したりして、交流していました。初対面でも、すぐに打ち解けた子が多く、仲良く遊んでいる姿は、こちらも嬉しくなりました。

先週末のイベント

先週末のイベントです。2日(土)は「バルーンアート・たこ」のワークショップでした。風船をふくらませて、自分の好きなようにクネクネ、ネジネジしていって、ハチマキと目玉をつけると、個性的でかわいいタコのできあがりです。首に巻いたり、頭にのせたりして、遊んでいました。

3日(日)は、大雨の影響で延期していた「カヌー体験」です。午前・午後とも、多くのご家族が参加され、パドルを操りながら、川口ダム湖(あじさい湖)面を滑っていくカヌー。蒸し暑い日だったので、さぞ気持ちよかったことでしょう。

同じく3日(日)は、あいあいランドの森林工房で行った「端材クラフト」のワークショップも行いました。参加者は少なかったですが、足が動く大きな怪獣?恐竜?ロボット?を作ったお子さんは、受付にいる私に、誇らしげに見せにきてくれました。「自由な発想で、作りたいものを木で作る端材クラフト」は今後とも、続けていきたいワークショップのひとつです。

今週末から来週17日(日)にかけてのイベント

今週のイベントのご案内です。9日(土)は、毎月人気の「ミニモルック体験会」。今月も熱いバトルが繰り広げられることでしょう。どなたでも無料で、参加できます。

10日(日)は、「フラワーアレンジメント・千日紅」のワークショップです・色とりどりの可愛い千日紅と葉物を組み合わせて、可愛い小瓶に生けてみましょう。参加費は300円です。

また、11日(月)~15日(金)は、次の2つのワークショップを開催しています。

・「つくってあそぼう・ぶんぶんごま」(10-12時・13ー15時,参加費300円)

・「ぬりぺた・モクトレイン」(10-12時・13ー15時,参加費1,870円)

16日(土)は、「木の花・木で貼り絵」のワークショップ(参加費500円)です。かんなで削ったヒノキやスギの薄い木を使って、自由に貼り絵をしていきましょう。

17日(日)は、恒例の「おはなし会」です。季節の手遊びや絵本の読み聞かせなどを一緒に楽しみましょう。

なお、お盆期間中は、17日(日)まで、休みなく開館しております。ご家族で、ご友人で、おいでください。皆様のご来館を心よりお待ちしています。

なお、イベントのお申込みや当館へのお問い合わせなどは、那賀町山のおもちゃ美術館(電話 0884-63-8111)までお願いいたします。