館長だより

館長だより N0.43 大人気!竹とんぼづくり&相生晩茶収穫&飲み比べ体験参加者募集

早くも梅雨が明け、蒸し暑い日々が続いています。こんな時こそ、エアコンのよく効いた当館においでませんか。遠足シーズンも終わり、平日は特に、皆さんゆったりと過ごされています。休日の来館者は、およそ100人から200人。程よい混み具合で、思い思いのおもちゃで遊ばれています。また、7~8月は、「午後5時まで開館時間を延長」していますので、いつもより30分、長く遊べてお得です。

28日(土)のイベントは、毎月恒例の「ボッチャ体験会」。今回も、ご兄弟やとご家族の参加が複数あり、皆さん、対戦を楽しまれていました。

29日(日)は、「竹とんぼづくり」のワークショップでした。午前・午後とも、定員の2倍を越えるお申込みがありました。羽を紙やすりで磨いて、好きな絵や模様を描きます。そして、外のテントで、羽をアルコールランプで熱しながらひねっていきます。ここがよく飛ぶポイント。おもちゃ学芸員の生杉さんのとっておきの技です。そして、ひねった羽を軸にボンドでくっつけたら完成です。

ご家族に飛ばし方を教えてもらいながら、子どもたちもしだいに上手に飛ばせるようになっていました。青空に高く飛ぶ竹とんぼ。「昔、よく飛ばして遊んだなあ。今は、竹も勝手に切れんしなあ。」「今日、できてよかった。ほんまにラッキーだった。」と、大人のグループの方も、きれいな絵や模様の描かれた竹とんぼを、童心に返って飛ばしていました。

シャクヤク・バラに続き、「ほんまもん体験第3弾・相生晩茶~茶園見学・茶摘み体験・飲み比べ~」を8月2日(土)に開催します。6月1日の「Mr.サンデー」で、ポリフェノールや乳酸菌が含まれ、健康効果が期待されると紹介された「相生晩茶」。大人気で、品薄状態になっていると聞いています。

伝統的な「後発酵茶」で、一般の晩茶とは製法が全く違います。

・茶葉は7月~8月と遅い時期に、成葉になった茶葉を摘み取る。
・茶葉を釜茹でにし、揉捻機(じゅうねんき)で茶葉をすり。大きな木桶に漬ける。 *木桶は、当館に「木おけのひろば」にあります。
・木桶の空気を抜き、重い石を乗せ、2週間あまり乳酸発酵させる。
・茶葉を天日干しし、葉を選別して、盆前から出荷する。 *茶の茎は、「くき茶」として販売されています。

那賀町に続く伝統を守るため、約30件の生産農家が、まさしく今、この暑い時期に収穫をし、非常に手間のかかる作業を続けています。乳酸菌発酵を行うため、独特の酸味とまろやかな甘みがあるのが特徴です。

8月2日(土)には、実際に晩茶園を見学し、収穫体験と飲み比べも行います。この機会に、ぜひ、ご参加ください。
ご応募はこちらから→🍵ほんまもん体験申込フォーム

今週末のイベントです。7月5日(土)は、「七夕イベント『熊笹舟』をつくろう」のワークショップです。10時開始で、定員は20名。参加費は500円。なくなり次第終了です。当館近くのあじさいキャンプ場で、さまざまな植物を使ったアレンジメントされている「milk rate ガーデン」さんの主催です。熊笹の舟に、いろいろな花や葉、実を飾っていきましょう。

6日(日)は、毎月人気の「ヒラリンとヨッシーのバルーンアート『つり』」のワークショップです。参加費100円で、好きな海の生き物を釣って、好きなところににシールを貼ります。釣り竿も持って帰ることができます。小さなお子様でも、ご家族と一緒に参加できます。

イベントの申込みや当館へのお問合せは、那賀町山のおもちゃ美術館(電話 0884-63-8110)までお願いいたします。